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用意するもの
1.プラスチックのワイン栓
(シンセティックコルク2つ)
2.細いピアノ線
3.ペンチ
(ワイヤーがカット出来たらOK)
4.インパクトドライバー
(キリが装着してあります。本当に手で回すキリでもOK。)
1以外はホームセンターで売ってます。 |
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シンセティックコルクに穴を開ける
写真取りの為に手を離していますが、本当はこんな危ないやり方はダメです。ハンズとかで小さな卓上万力みたいな物を買ってきてコルクを固定し、くれぐれも怪我をしないように穴を開けてください。電動ドライバーが無くても、ようは穴が開けば良いので、キリを使って手で開けたら良いのです。
ちなみに、ナチュラルコルクは強度不足なのでシンセティックコルクを使っています。 |
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コルクにピアノ栓を通します
本当は、ここのピアノ線の結び方にコツがあるので、細かい説明が要るのでしょうが、各人工夫してください。
私はコルク下から上へ通し、コルクを半周させ、下の通した所で、今度はワイヤーの周りを2周させ、コルクをもう半周させています。 |
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コツ
ピアノ線の端末処理が下手だった頃、ピアノ線の先端を指に指して、よく怪我をしました。痛いし、それでは衛生的にもよくありません。
このシンセティックコルクを利用する長所として、ワイヤーの先端を直角に曲げて、最後は刺してしまうという、簡単な端末処理が出来る点にあります。下手な硬い物を使うとそうはいきません。 |
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端末のアップ
人差し指で抑えている所が、最後に端末を刺したところです。刺す長さが長すぎて、反対側から出ないように気をつけて下さい。 |
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ワイヤーチーズカッター完成
間の長さを適当に調節して、反対側にも同じようにコルクを付けたら完成。経験上、長すぎると使い勝手が悪いです。3種類くらい作って、使い分ける事をお薦めします。
両手に持ち、軽く左右に引っ張り、コルクに食い込ませてください。この際、強く引っ張りすぎて、コルクが割れたりしてワイヤーが切れて怪我をしたりしないように注意してください。 |
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完成品
なんといいますか、この程度の物の紹介に、こんなページをつくる事もないとは思うのですが、3年前はこんな事も知らずに苦労していたので、同じような立場の人の救いになれば良いです。
ちなみに、洗浄・煮沸消毒して左のようにパッケージングしたものを、チーズと一緒に発送する事も可能です(200円)。 |
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使用例
青カビのチーズをカットしています。手のひらの中にコルクを入れ、人差し指と中指の間からワイヤーを出し、親指でワイヤーを押さえつけるようにしてピンと張り、チーズをカットします。
包丁やナイフよりも切断面は綺麗ですが、底面の外皮をしっかり切れない難点があります。底まで綺麗にカットするためには、チーズをまな板の端まで持って行き、グイッと下までワイヤーを引っ張ってやるなど、工夫をして下さい。
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注意書き
※1.この道具は消耗品です。キンクして、急に戻したりすると簡単に切れてしまいます。切れたら作り直してもう一度使いましょう。
※2.硬いチーズをカットするとき、ピンと張ったワイヤーを指で押さえると、指切れます!! 特に指紋の流線に沿ってワイヤーが入ると、悲惨な怪我になります。カット面が綺麗になるので、ハードチーズのカットに良く使うのですが、本当に怪我しないように気をつけて下さい。責任は負いかねます。
コンテやエメンタールなどには、非常に便利ですが、パルミジャーノ レッジャーノやグラナパダーノの硬い硬い外皮には刃が立ちません!!使っちゃダメです。本来は、青カビチーズ用くらいに考えるべきです。
※3.ナイフと同じく、清潔にご利用下さい。
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