主催者 飛騨会計事務所様
日 時 2005年5月19日 PM8:00〜9:00
参加者 15名+1名様
テーマ リーズナブルなワインと高価なワインの違い


2003 Soave
ソアーヴェ
スタイル <白> 辛口 D.O.C.
商品コード I-024
生産地 イタリア ヴェネト
生産者 ソアーヴェ栽培者協同組合
葡萄品種 ガルガネーガ、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ
価格 \1,260-(数量限定ですが、\890-で店売り中です。)
「雲ひとつ無い、光に満ち溢れた青空のようなワイン」。スッキリとした辛口で、どなたにも楽しんでいただけます。魚介類、特に淡水魚に良く合い、品質は常に安定しています。果実味に富んだ、若いうちにお飲みいただくべきワインです。
2003 Soave Classico San Michele
ソアーヴェ クラッシコ サン ミケーレ
スタイル <白> 辛口 D.O.C.
商品コード I-093
生産地 イタリア ヴェネト
生産者 カ ルガーテ(テサリ家)
葡萄品種 ガルガネーガ、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ
価格 \1,890-
9月末に収穫し、16〜18℃に保ったステンレスタンクで、8〜12日間発酵します。緑色がかった麦わら色、すっきりとしたきれいな辛口。フレッシュで、心地良いはっきりとした酸味があります。キレが良く、アフターに微かに甘味を感じることが出来ます。ソアーヴェの特徴がとても良く表れています。ソアーヴェの品評会で’92年から3年連続してグランプリを受賞しています。
2001 Bucciato da Uve Garganega
ブッチャート ダ ウヴァ ガルガネーガ
スタイル <白> やや甘口 I..G.T.
商品コード I-298
生産地 イタリア ヴェネト
生産者 カ ルガーテ(テサリ家)
葡萄品種 ガルガネーガ
価格 \3,465-
「Buccia」は、イタリア語で果皮。その名の通り4〜5日間果皮と共に発酵させています。発酵槽からワインを移し、一部をタンクで、残りを15hlの樽で、さらに発酵を続けます。収穫した年の秋のうちに瓶詰めします。金色を帯びた麦わら色。オイリィでエキゾチックで、パパイヤとリンゴのアロマとフレーバーがあります。フルボディでたっぷりフルーツがあり、フレッシュで魅惑的な後味です。「ワインスペクテーター」93点
2003 Vin de Pays d'Oc Syrah
ヴァン ド ペイ ドック シラー
スタイル <赤> ミディアムボディ V.d.P.
商品コード F-610
生産地 フランス ラングドック
生産者 ドメーヌ デ フォンタネル
葡萄品種 シラー
価格 \1,260-
醸造は有名なイギリス人のワインメーカー、ヒュー ライアンによって行われています。濃い紫色で、はっきりとした香り、力強い味わいで、長い余韻が感じられます。18度前後が飲み頃で、赤身肉や様々なタイプのチーズに良く合います。
2002 Syrah Reserva Limited Edition
シラー レゼルバ リミテッド エディション
スタイル <赤> フルボディ D.O.マイポヴァレー
商品コード W-014
生産地 チリ マイポヴァレー
生産者 ビーニャ ペレス クルス
葡萄品種 シラー(95%)、カベルネ ソーヴィニオン(5%)
価格 \3,150-
35hl/haという驚くほど少ない収穫量に抑えて、全て手摘みで収穫されています。温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵が終わってから樽に移され、マロラクティック発酵をし、改めてフレンチオーク樽にて12〜16ヶ月熟成されています。いかにもシラーを感じさせる深みのある紫色で、独特なブラックベリーのアロマがあり、バランスの取れた味わいです。
2001 Cotes du Vivarais La Syrare
コート デュ ヴィヴァレ ラ シラール
スタイル <赤> フルボディー AOC
商品コード FA-768
生産地 フランス コート デュ ヴィヴァレ
生産者 ドメーヌ アラン ガルティ
葡萄品種 シラー(90%)、グルナッシュ(10%)
価格 \10,000-
収穫量を12hl/ha抑え、18ヶ月セガンモローの新樽100%で熟成。シラールとは「Si rare」(とても珍しい)とSyrahをかけた造語。まったく透けない黒紫。野性的なシラーの香りと樽のバニラ香を強く感じますが、口に含むとベリーやプルーンのジャムのような味わいも感じられ、非常に複雑で素晴らしい余韻です。噛みたくなるほどの粘性があり、のど越しもぬるぬるとゆっくり落ちる感じです。

 価格の違いが、味わいにどれだけ現れているのでしょうか?
 今回は同じ品種を使った(正確には100%ではないですが)、価格帯が異なる3つのワインを赤白御用意して、リーズナブルな白ワインから高価な白ワイン、リーズナブルな赤ワインから高価な赤ワインの順番でテイスティングをしていただきました。
 前々から、ワイン会を行うたびに、もっと大きなグラスでテイスティングをして頂きたいと常々思っていましたが、今回思い切って、容量424mlのボルドースタイルの大振りなグラスを新調致しました(右のグラス)。

 ソアーヴェは、イタリアの安い白ワインという印象がとても強いのではないでしょうか?私どもも「カ ルガーテ」に出会っていなかったら、無意識にそう思っていたに違いありません。
 想像してみてください。2500haの畑で年間4000万本造られているソアーヴェと、25haの畑の一部から厳選された年間10,000本しか造られないブッチャート。会の最中、ブッチャートをグラスに注ぐときのトポトポという粘りのある音を聞いて、参加者からは驚きの声があがったようです。それほど凝縮されたワインです。
 (何も、リーズナブルなソアーヴェを否定しているわけではありません。暑い夜にキーンと冷したソアーヴェを、刺身でもつまみながらグビグビ。とても美味しいです。そんなときにブッチャートはちょっともったいないし、合わないかと思います。)

 赤ワイン白ワイン共に、最も高価なワインには、もちろんのこと感動していただけたのではないかと思います。しかしそれよりも、中間の2,000〜3,000円クラスの品質の高さに驚いて頂けたかと思います。カ ルガーテのソアーヴェ クラッシコは本当に美味しい!ペレス クルスのシラーも、「デカンター」誌のチリ赤ワイン特集でTOP10入りして、★★★★★獲っただけのことはある!すごい!


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